黒松内銘水株式会社 社長の小谷様より、「水を詰めたペットボトルの製造最終工程で、キャップの有無・キャップの浮き、ラベルの有無・ラベルの高さ、ペットボトルの形状(傾き)、封入された水の量(高さ)、日付印字の有無・日付の誤印字の不良品を検出する装置を作り、最終梱包する前に不良品をラインから取り除きたい」との相談がありました。
実現可能な方法・手段を検討し、機器選定の際には小谷様にもメーカーによるデモを一緒に見ていただき、構成品を選定し実験(社内・現場)を繰り返し、実運用できる装置を開発しました。
ペットボトル検査装置(形状・印字検査) ブロック図(PDF:44.8KB)
ペットボトル検査装置 全景 |
ペットボトル検査装置 センサー部 |
ペットボトル検査装置 制御部 |
ペットボトル検査装置 制御部 判定画面 |
ペットボトル検査装置 制御部 NG判定画面(形状) |
ペットボトル検査装置 制御部 NG判定画面(印字) |
ペットボトル検査装置 NG品 排斥部 |
前回はこちらのニーズを十分に理解していただき、適切かつ低コストなシステムの構築と設置をしていただいた実績を重視して、今回のペットボトル検査装置の相談をしました。
コントローラーやカメラのメーカーの選定のためのデモから、納入スケジュールのなどの報告は迅速に行われました。
これまで、人の目視により行っていたペットボトルの形状・印字検査をこのシステムで行うことにより、工場ライン内の人員を削減することができました。
ボトル排出のタイミングの変更に伴うシーケンサーのプログラム変更で、詳細な手順書を送っていただきスムーズに作業することができました。今後のフォローについても期待します。
Copyright © Hokkaido Electronics Corporation.