社員ブログ

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文系から見たソフトウェア開発(最終回)

早々に就活を終えたゼミの先輩から、就活本を一冊、おさがりでもらいました。
無事に就活を終えたので、寮のごみ捨て場に置いて、大学に行き、
1コマ、授業を受けて帰ってきましたら、ひもがほどけて無くなってました。
本当にすぐのことで、誰が持って行ったか分からなかったんですけれど、
そのスピードに、なんとなく、就活に対する切実さを感じました。

あの本に書いてあったことは、私にとっては意識が高すぎたけれど、
ひとつだけ、取り入れていたことがあります。
質問に答え終わった後、間(ま)を置き、
「付け加えるなら~」と一言いって、何かしゃべると良いそうです。
おまじないですね。
あとは、確かこれはインターネット上で見たやつですが、
面接の時に「質問はありませんか?」と言われた場合、
「何かこの辺りで美味しいものありませんか?」と聞くと、たまにウケるんだそうです。
これもおまじないにすぎませんね?
小手先のテクニックに過ぎず......本質はもっと別の場所にあるんでしょう。
こんなの面接をする側だって何度も聞いてきたでしょうし......。
でも、それで緊張しなくなるなら儲けものです。

私は就活に疲れた時は、読書をしてました。
私の信条に、「真面目な本を読んだら、逆側の本も読む」というものがあります。
まあ、なるべくなんですが、毛色の違う本を、2、3冊読むのです。
読んだところで何も起きませんが、バランスがとれるような気がして。
就活本では、『就活のバカヤロー』という本を読みました。
TOEICがつらくなったら『不思議の国のグプタ』を読みました。
『日本沈没』を読んで、『日本以外全部沈没』を読みました。
面接マニュアルに飽きたら、『採用担当者のための』みたいな本を読みました。
『部下との付き合い方』とか、『経営者のための』とか。
サラリーマンが辛くなったら『ニンジャスレイヤー』を読みました。

なぜか、読書とは極めて高尚で、まじめな行いだと思われているような気がしますね?
ええ、大まじめです。

本は、読みたくて読んでいたので、気晴らしの方法は、なんでもいいんじゃないでしょうか。
私はそれが、たまたま読書だったけど、人によってはスポーツだったりするんでしょうね。

新聞を読めと新聞屋さんが言い、本を読めと本屋さんが言い、
スーツは最低3着は買えとスーツ屋さんが言います。

いろんな立場があって、いろんな打算があるので、
できればあんまり思いつめ過ぎないでくれたらいいなと思います。

そして、私のポジションから言えることは......。
大学において文系であり、プログラマーである私は、声を大にして言いましょう。
文系の選択科目はとても楽しかったし、プログラマーは楽しいぞ!

モノを作るということは、喜びに満ち溢れています。

Written by Y氏

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