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二酸化炭素モニタ ハンズオン

2021年の12月上旬、株式会社アジェンダ様と合同で、
CO2モニタを作るハンズオン(体験学習)が開催されました。

元は2日間の開催予定でしたが、希望者多数により3日間に渡る開催となりました。

元々こんなお仕事しているくらいですから、プログラムめいた工作は~まあまあ好き!なんですけれど、
「タダ(参加費無料)でCO2モニタがもらえる」というのが大変魅力的でして、
喜び勇んで参加しました。

私が参加したのは3日目。
最終日ということもあって、大きなトラブルも無く、
非常に緩やかに、穏やか~に時間が流れていったなあ、という日でした。

講師は株式会社アジェンダの鈴木さん。
人前で話し慣れてらして、お話がとても面白い方です。

CO2センサーが題材なのは、時世を意識したものではなく、
「たまたま作ったことがあったから」だそうです。
いやー、うーん。
普通の人は、CO2センサー作ろうと思わないからな......。

普通にこういうセットで売っているのかと思っていたら、
基板とセンサのはんだ付けなんかは、弊社のハードウェア技術者が行ったそうです。
弊社の社員は、なんか気が付いたらコントローラーを解体してるし、
工作してるし、3Dプリンタで外装作ってるし......周りはそんなひとたちばっかりです。
おっかないでしょ? おっかないよね。

はてさて、本当にできるんだろうか......?
配布されたラズパイとパソコンを接続すると......なんともう数値が画面に出ているではありませんか! ヤッタ!
動作確認のために、すでにプログラムが書き込まれていたのですね。

講師の説明に沿って、githubを開き、サンプルコードをダウンロードします。
chapterに沿ってサンプルを動かし、プログラムをコンパイル。
そして、動く数字を見てニヤニヤします。
後半のサンプルになるにつれ、図なんかも描画されたりして、......これはとても楽しい!

「講師、画面に数字が出ません」
「あ~それ、画面じゃなくてシリアルに出るんですよ。シリアルモニタ開いてみてください」
「あるあるですね。みんな画面に出るものだと思ってるから」

みたいな会話がなされつつも(いやー、ディスプレイが付いててよかった......)と思っている私でした。

てっきり「基板を売ってる会社のサンプルコードなんだろうなあ」と思っていたのですが、
なんとこのサンプルプログラムは、講師のお手製だそうです。
立派な教材ですね!

私は、センサみたいなのを動かそうと思って、一番かったるいのがサンプルコード読み解いて、
まず「動く」みたいな成果を出すまでだと思っています。
だいたい動かないからです。動かないとぜんぜん面白くない......!

スタートからして転ばない作りなのが本当によかった......。
ほんの1時間くらい......。
パソコンとつなげて、起動して、開発環境と設定を合わせてせっせと読み書きして、
楽しさは十分に理解した気がします。

講師の鈴木さん、一緒にハンズオンに参加してくださったアジェンダの皆さん、準備をしてくださった皆さん、ありがとうございました。

二酸化炭素モニタハンズオン_1"

二酸化炭素モニタハンズオン_2

二酸化炭素モニタハンズオン_3

Written by Y氏

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