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文系から見たソフトウェア開発(6)

あっという間に5月になりました。
みなさんはお元気にしているでしょうか?

あくまで私はなんですが、IT系の就活は、群を抜いて時期が早かったです。
就職活動を始める時期の早さなんて、人と比べて気にすることもないとは思うんですけど、
「それじゃ、IT系も視野に入れてみるか」と思ったら募集が終わっているというのはあまりに悲しい。

良かったら「早い」ということだけ覚えておいてください。

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かくいう私も、業界研究セミナーに顔を出したりなどしていました。
人前で話すことは嫌なんですけれど、学生さんの顔を見るのは好きだったりします。

セミナーでは、「文系でもIT業界に入れますか」と聞かれ、
私は「はい!なれますよ!かくいう私も文系です!」と答えています。

しかし本当に「なれます」なんて軽々しく言ってもいいんだろうか。
学部は?専攻は?卒業研究は何で、あるいは何をする予定ですか?

求人に「文理不問」と書いてあったら、少なくとも応募していけないわけはありません。

でも、プログラマーになりたいのかい?
ほんとに?ほんとにやる?ほんと~?

私はプログラマーに憧れがあるタイプなんですが、みんながみんな、そうじゃないのは知ってます。
「プログラマー」の部分は、「システムエンジニア」でもなんでもいいんですけど。

私がプログラミングを好きな理由は、表現の一つの手段であるからです。

プログラミングさえできれば、くだらない思い付きをいつでも自分の手で試すことができます。

最高のアイディアを思いついたら、指をくわえて眺めているだけではなく、
設計して、開発して、うまくいかなくて布団に入ってふて寝するところまでできる。
運が良ければ次の日、いや、一週間。
もしかすると次の月くらいには、何かできているかもしれない。

自分でできるってすごいですよ!

誰かから「それってなんの役に立つの?」なんて言われても、反論する必要はない。
「いや、別に立たなくてもいいでしょ」と言って、自分の手で作り上げることができる。

それに、自分を働かせると、なんと......!金を支払わなくていい......!

最高のアイディアを思いつく人はたくさんいても、それに取り掛かれるのはほんのちょっと。
さらに実現できる人は一握り。
強い......強いぞ......!プログラマーは強い!

運が良ければ誰かが見ていて、「すごいね」って言ってくれるかもしれない。
人によってはそれは料理だったり、お裁縫だったり、ほかのものだったりするんでしょう。

というわけで、私は、プログラマーであるということの、そういう部分を魅力に感じています。

私が言えるのは、私がたまたま文系で、その道を志望したので、IT系の会社に就職してて、
今、プログラミングしてるってことだけなんですけどね。

あとは、職場で「おい文系」みたいな呼ばれ方もされていません(みんないい人なので)。

ああ、本音を言えば、適当にコンソールにパスワード打ち込んでエンター押したら
画面に「success!」って出てくるのでコンプリートってつぶやくようなエンジニアになりたかった......。
あるのか?

とにかくプログラマーは、私基準でかっこいい。
その辺の気持ちには文系、理系もないはずです。

なので、みなさんも、やってみたいなと思ったら、どしどし応募してください。

Written by Y氏

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